【公式通販】をかし楽市|ご挨拶・感謝の気持ちをギフトでも

意外と知らない手土産の渡し方

手土産を渡すとき、どんな風に渡せばいいか迷ったことはありませんか?
実はちょっとした気配りを心掛けることで失礼なく渡すことができ、相手からの印象もアップします。
慣れないうちはぎこちなくなることもありますが、知っておくと役立ちます。
今回は手土産の渡す際のマナーをご紹介していきます!

手土産に紙袋は必要?

手土産を渡す際には、手提げ袋から取り出して渡すようにしましょう。
というのも、手提げ袋は持ち運ぶときの「ホコリよけ」としての役割があるため、そのままのお渡しは避けた方が良いとされています。
使い終わった手提げ袋は、すぐにたたんで持ち帰るのがベストです。

とはいえ、状況によっては手提げ袋のままで渡す方が適切な場面もあります。

例えば、外出先で手土産が相手の鞄に収まらない場合や、そのまま渡す方が持ち帰りやすいときです。
その際は「袋のままで失礼いたします」と一言添えて渡すと、相手に良い印象を与えることができますよ。

もし手提げ袋にシワや汚れが目立っている場合は、そのまま渡すよりも、新しい袋に入れ替えてから渡した方がいいでしょう。
入れ替えはできれば相手の前ではなく、訪問先に着く前に済ませておく方がスマートです。

手土産はいつ渡せばいいの?

手土産を渡すタイミングにも気を配ることで、より一層相手に好印象を与えることができます。

例えば、訪問先で手土産を渡す際は、席に着く前に渡すのが一般的です。
ビジネスシーンでは、部屋に通された後、挨拶や名刺交換を終えたタイミングで渡します。
プライベートの場合でも、友人の家に招かれた際は席に着く前に渡すのが望ましいです。

ただし、アイスや生鮮食品など、早めに冷蔵庫に入れる必要がある場合は、品物の内容を伝え、玄関先で渡す方が適切です。

飲食店で手土産を渡す場合は、食事が済んでお店を出る際に渡すようにしましょう。
食事の前に渡してしまうと荷物になり、相手の負担になってしまうことがあります。
店内で渡しにくいときは、お店を出た後に手提げ袋に入った状態で手土産を渡すことがおすすめです。
別の場所に移動する場合でも、手土産は自分が持ち、相手が帰る際に渡しましょう。

手土産を渡す際の立ち振る舞いは?

室内で手土産を渡す際は、椅子に座る前に立って渡すのが基本です。
部屋に通されたら、挨拶をした後、手提げ袋から取り出した手土産を相手に正面を向けて両手で丁寧に差し出します。
腕は軽く弧を描くように差し出すと柔らかい印象になりますよ。
このとき、テーブル越しに渡さないよう注意が必要です。

また、相手が複数人いる場合は、立場が一番上の方へ手渡すようにしましょう。

「心ばかりですがお召し上がりください」や「美味しいと評判なので」などの一言を添えながら渡すと、より丁寧な印象を与えることができます。
「つまらないものですが」や「お口に合うか分かりませんが」などの謙遜の言葉は、最近では良しとされていないようです。

風呂敷に包んだ手土産をお渡しする場合や和室に案内された場合は、作法も変わってきますのでご注意ください。

最後に

どんな場面でも大切なのは、相手が気持ちよく受け取ってくれること。
ちょっとした気遣いで、手土産の印象がぐっと良くなります。心配りを忘れずに手土産を渡してみてくださいね!