【公式通販】をかし楽市|ご挨拶・感謝の気持ちをギフトでも

あられ・おかき・おせんべいの起源、由来は?

あられ・おかき・おせんべいの起源・由来を知ってますか?


まず、「あられ・おかき・おせんべい」は、いつの時代から食べていたと思いますか?古くからあったのでは?ということは何となく想像できますよね。

ではどのくらい昔からかというと、「奈良時代」や「平安時代」にはあったと一般的に言われています。 こんな昔のお話だと、お菓子として食べていたのか?それとも食事として食べていたのかそんなことまで気になっちゃいますね。

それでは、「あられ・おかき・おせんべい」それぞれの起源、由来についてご紹介していきますね。

●「あられ」の起源・由来は?

「あられ」の起源はとても古く、「奈良時代・平安時代」にはすでにあったとされています。宮廷で、海外からのお客様への「おもてなし」として出されてもいたそうです。

「あられ」の語源は、天候の【あられ(霰)】からきているというのが一般的な見解です。もち米を煎る時の「パチパチという音」や「小ぶりな形状」が、空から【あられ(霰)】が降ってくる時の様子と似ているため、連想されたのでしょうね。

その他にも 、小さくした沢山のあられ餅を天日干しで乾燥させる際に、乾燥ムラのないよう職人がざるに入れたあられ餅をフライパンを返す要領で混ぜる時の音も、【あられ(霰)】降ってくる時の音に似ているということで語源の一つと言われております。

語源とは少しお話が離れますが 、創業当時の「をかし楽市」は資金も設備も十分なものが無かったので、全国の百貨店さんへ赴いて「素焼きしたあられ」をチャーハンのようにフライパンで混ぜながら味付けをして販売しておりました 。その時もシャカシャカ音を鳴らしてお客様へアピールしたものです。懐かしい話です。。。なぜかフライパン繋がりのお話になってしまいました(笑

 

●「おかき」の起源・由来は?

「おかき」の起源は、「あられ」と同様に古く、やはり「奈良時代・平安時代」からあったようです。

神事に用いられていた鏡餅を、刃物で切ることを避け、欠いて作ったことから【かきもち】と言われるようになり、その後、宮中の女房言葉として【おかき】と呼ばれるようになったとされています。 昔の人は、「切る」=「切腹」をイメージしてしまうことから、縁起がよろしくないと刃物を入れることを避けていたようです。

現代でも鏡開きの際は、刃物を使わず木づちなどで叩き、食べやすい大きさに割る風習が残っていますね。

 

●「おせんべい」の起源・由来は?

「おせんべい」の起源は、千利休の弟子が作ったとか、おせんさんという人が団子をつぶして焼いたなど、諸説あります。どれが正解という明確な答えはありません。

一般的に普及したのは、江戸時代以降といわれています。特に、江戸に近い宿場町などで発展しました。そういう意味では、江戸から近い「草加宿」に由来する「草加せんべい」も納得ですね。草加は古くから米どころと呼ばれ、農家の方々が余ったお米を保存するのにお団子状にしたお米を乾かして保存食としていたそうです 。

せんべいを漢字で書くと「煎餅」となります。「餅を煎る」とは保存したお米を煎って食べたことにも繋がりますね。

 

●最後に

今回は、「あられ・おかき・せんべい」の起源や由来についてお話ししてきました。 それぞれとても古くから食されていたのですね。

このように古くからある米菓ですが、現代では、いにしえの人々が想像もつかないような多種多様な商品があります。をかし楽市にも昔の人がびっくりするような自慢の「あられ」があります!

はるか昔の人々の暮らしに想いを馳せながら米菓を楽しむと、また違った味わいがあるかもしれませんね。